藍のあるお茶会

2019.10.23

2018年11月28日 東京都港区白金にある畠山記念館内のお茶室、翠庵、明月軒で「藍のあるお茶会」が行なわれました。当日はすがすがしい秋晴れで、苑内庭園の木々も色づき紅葉が楽しめました。

畠山記念館は、江戸時代は島津藩の藩邸、明治の頃には寺島伯爵の邸宅でしたが、昭和の戦前に、即翁と号して能楽と茶の湯を嗜んだ実業家、畠山一清が、この地を買い取り自邸建て、戦後美術館としました。彼の愛蔵の美術品を受け継ぎ、茶の湯を中心とした美術展示が行われているとともに、苑内には茶室と茶事の行える建物が点々と配された路地庭園都なっており、茶会なども行われています。そんな由緒ある素敵な空間で「藍のある暮らし」の様々な商品のご紹介をすることが叶い、記憶に残る素晴らしい日となりました。

お茶会の行われた、翠庵、明月軒は、藍でしつらわれ、藍染だけではない藍の魅力を演出しました。趣のある建物と藍が調和して心地よい空間となりました。

薬膳や漢方にも造詣の深い、料理家の青山有紀さんに監修していただいた、藍のオリジナルアイテムやレシピの試食や体験なども楽しめる空間となっています。

今回の「藍のあるお茶会」の亭主は、国内外や異ジャンルでも活躍されている茶人の松村宗亮さんにお願いいたしました。藍の世界と松村さんの世界が混じり合って独特なお茶会が演出されます。少しずつお客様が入室されていきます。

デニムの着物で亭主を務める松村宗亮さん。今回の主催者(株)ボンアームの代表三谷芳広さんは爪が藍色に染まったままの参加です。このプロジェクトのデレクションを務めますurakuの石崎由子、田沢美亜も藍で染めた松坂木綿の着物でおもてなしです。

お客様が揃ったらお茶会の始まりです。この日は4回茶席が催されました。お茶菓子は藍が入った、徳島の和三盆、懐紙も3段階の濃淡で藍で染め上げています。亭主の披露する珍しい茶碗や茶道具も楽しみの一つ、皆さん興味深々です。

お茶席の合間に、料理家青山有紀さんが監修した藍の食材を使ったレシピのお料理を試食できます。お客様同士も和気藹々と和やかなムードです。

水屋の場所には、藍の足湯を手湯で体験できるコーナーと、藍の葛湯を試飲できるコーナーも設けられていて、皆様楽しそうに体験されていました。お茶席の間に今回お手伝いしてくださった松村宗亮さんのお弟子さんたちも足湯の手湯体験です。この素敵な空間、翠庵、明月軒を藍と一緒に隅々まで楽しんでいただけたのかなと思います

イベント終了ごスタッフ一同で記念写真です。お越しいただいた皆様ありがとうございました。
ご紹介させていただきたアイテムたちが店頭に並ぶ日をおたのしみに!

text : Yuko Ishizaki / uraku photo : Masatoshi Hamanoi