公開日 2024年4月15日
「OpenAI、改良版「GPT-4 Turbo」を有料版「ChatGPT」で提供--回答の質が向上」、「ChatGPTは医師の10倍の速さで事務作業をこなす」をはじめ、今週注目された4つのAIニュースを紹介します。各ニュースの背景と、仕事や暮らしへの影響をわかりやすく整理しました。
WEEKLY HIGHLIGHTS
今週のハイライト
01
OpenAI、改良版「GPT-4 Turbo」を有料版「ChatGPT」で提供--回答の質が向上
OpenAIは、有料版「ChatGPT」で使用可能な「GPT-4 Turbo」の改良版を提供開始しました。この新バージョンは、以前のGPT-4 Turboよりも直接的で冗長性が低く、会話的な言葉を用いた回答が生成されることが特徴です。具体的には、文章の作成や数学的問題解決、論理的推論、コーディングにおいて日々の回答が改善されます。 この改良版は、様々なベンチマークでパフォーマンスが向上しており、より自然に感じる回答を生成する能力があります。また、改良版GPT-4 Turboは、ユーザーがより簡潔で直接的なコミュニケーションを期待する現代のニーズに応えるよう設計されています。これにより、ChatGPT Plus、ChatGPT Team、ChatGPT Enterpriseに登録しているユーザーがこの新しいモデルを利用できるようになっています。
記事を読む02
ChatGPTは医師の10倍の速さで事務作業をこなす
ChatGPT-4が医師の事務作業を効率化する可能性があることが新たな研究で示唆されました。この研究では、ChatGPTが医師と比較して10倍の速度で患者の退院時報告書を作成し、その質も専門家パネルによって同等と評価されました。 この結果は、医師の時間を節約し、患者への対応にもっと集中できるようにするため、AIの利用が医療現場で非常に有効であることを示しています。
記事を読む03
「Claude 3」は本当に「ChatGPT」より優れているのか? 使い込んで分かった強みと弱み
新しいチャット型生成AI「Claude 3」について、その性能とChatGPTとの比較が行われています。Claude 3はAnthropic社によって開発され、特にその日本語の生成能力が高く評価されています。試験的な使用では、Claude 3が生成する日本語はChatGPTよりも自然で、ビジネス文書などでも高い実用性があるとされています。 Claude 3には、「Opus」、「Sonnet」、「Haiku」という三つのモデルがあり、特に「Opus」モデルは、その高い日本語力で多くのユーザーから好評を得ています。ただし、このOpusモデルは有料プランでのみ利用可能です。一方で、無料プランの「Sonnet」や「Haiku」も日本語の不自然さが少ないとされていますが、Opusほどの印象はないとのことです。
記事を読む04
アップルが開発した「GPT-4を凌ぐ」AIとは…「ReALM」はコンテキストを理解する
アップルは、GPT-4を超える新しいAIシステム「ReALM」を開発しました。ReALM(Reference Resolution As Language Modeling)は、画面上の画像や会話のコンテキストを理解できる能力を持ち、より自然なユーザーインターフェースとの対話を実現することを目的としています。 このシステムは、特にスクリーン上の情報を解読し、そのコンテキストを把握することに優れているため、Siriのようなアシスタントがユーザーの要求をより正確に理解し、適切に対応するのを助けることができます。
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今週の所感
主要なAIサービスの更新が続き、機能の多さだけでは選びにくい時代になっています。新しさを追うだけでなく、自分の目的、料金、使いやすさを基準に、必要なものを少しずつ試すことが大切です。