公開日 2026年2月14日
「ChatGPTの「deep research」を強化」、「TikTok開発元が「Seedance 2.0」を発表」をはじめ、今週注目された4つのAIニュースを紹介します。各ニュースの背景と、仕事や暮らしへの影響をわかりやすく整理しました。
WEEKLY HIGHLIGHTS
今週のハイライト
01
ChatGPTの「deep research」を強化
OpenAIはChatGPTの「deep research」機能をGPT-5.2ベースにアップデートし、ユーザーが調査対象のアプリやWebサイトを直接指定できるようにした。また、検索進行状況を確認できる専用ビューアが導入され、目次付きレポートの表示やMarkdown・Word・PDF形式での書き出しも可能に。リアルタイムで進行状況を追跡し、調査範囲の編集やソース追加にも対応。PlusとProユーザーに提供開始、FreeやGoにも順次展開予定。
記事を読む02
TikTok開発元が「Seedance 2.0」を発表
ByteDanceは、動画生成AI「Seedance 2.0」を発表。テキスト・画像・動画を組み合わせたマルチモーダル入力に対応し、複数カットを含むシネマティックな映像を高精度で生成可能。最大9枚の画像と3本の動画を参考として指定でき、衣装や表情、カメラワークの細かな指示にも忠実に再現。即夢AIやCapCut上での提供が進められており、映像制作業界や中国ゲーム企業の株価にも影響を与えている。
記事を読む03
「Claude」の無料プランで「Pro」の4つの機能を提供
AnthropicはClaudeの無料プランに、Pro版に近い4つの機能を追加。①WordやPDFなどのファイル作成・編集、②Google DriveやSlackなどとの外部連携、③ユーザー設定を記憶するカスタムスキル、④長時間の会話継続を支援するコンパクション機能が新たに利用可能に。これにより、個人利用ではPro契約を見送る選択肢も現実的に。ただし、上限緩和や高度モデル利用など有料版の利点も依然存在する。
04
グーグル、AIモード検索に新型広告
Googleは、AIモード検索に新たな広告フォーマットを導入する方針を発表。検索中に関連性の高い商品を「スポンサード」として表示する形式で、小売業者の露出機会を拡大する。さらに、チャット形式で商品を購入できる「エージェンティックコマース」も強化し、UCP(Universal Commerce Protocol)を通じた標準化も進行中。EtsyやWayfair、今後はShopifyやWalmartなども対応予定で、AIを介した新しい購買体験の拡大が加速している。
EDITOR'S VIEW
今週の所感
今週は、生成AIが文章だけでなく画像・動画の制作へさらに深く入り込む動きが目立ちました。できることが増えるほど、目的に合う道具を選ぶことと、素材・権利を丁寧に扱うことが大切になります。