公開日 2026年2月27日
「Google、「Nano Banana 2」公開」、「「Claude Cowork」でスケジュール機能搭載」をはじめ、今週注目された4つのAIニュースを紹介します。各ニュースの背景と、仕事や暮らしへの影響をわかりやすく整理しました。
WEEKLY HIGHLIGHTS
今週のハイライト
01
Google、「Nano Banana 2」公開
Googleが画像生成AI「Nano Banana 2」(Gemini 3.1 Flash Image)を発表。Gemini Flashの高度な知性を活用し、高速・低コストで複雑な画像を生成可能。リアルタイム情報やWeb検索を基にインフォグラフィックや図解を作成でき、無料版GeminiやGoogle検索のAI機能でも利用可能に。テキスト生成・翻訳精度向上、照明・質感・ディテールの再現性強化、最大5人キャラクターや14オブジェクトの一貫描写、アスペクト比・解像度(512px~4K)制御、指示忠実度向上などの特徴を持つ。Geminiアプリ、Google検索AIモード、Googleレンズで展開され、AI動画ツール「Flow」のデフォルトモデルにも採用。有料プランでは従来Proモデルも選択可。
記事を読む02
「Claude Cowork」でスケジュール機能搭載
AnthropicがClaudeのデスクトップアプリ向け機能「Claude Cowork」をアップデート。毎週のスプレッドシート更新、朝のニュースブリーフィング、金曜報告資料作成など、時間指定タスクを自動実行可能に。Slack・メール・カレンダー・Googleドライブと連携し、過去24時間の要約や業界ニュース収集を代行。Pro/Max/Team/Enterpriseプランで利用でき、カスタムスキルやプラグインを「カスタマイズ」セクションで一元管理。研究プレビューながら、PC操作許可でファイル編集まで対応。定型業務の自動化が進み、AIアシスタントの実用性が飛躍的に向上した。
03
Samsung、「Galaxy AI」に「Perplexity」を統合
サムスン電子は2月22日(現地時間)、Galaxy端末のハイブリッドAI「Galaxy AI」を拡張し、米PerplexityのAIを統合したマルチエージェントシステムを発表した。これにより、複数のAIが協調して動作する仕組みを提供する。Galaxy AIは日本でも提供されており、今後発売予定の主力製品にPerplexityを追加導入する。ユーザーは「Hey Plex」の音声起動やサイドボタン長押しでアクセス可能。一部のSamsungアプリとサードパーティアプリでタスク間をシームレスに移動できる。対応デバイスと詳細は近日発表予定で、2月25日に次期Galaxy製品(S26シリーズとみられる)の発表イベントを開催する。
記事を読む04
ChatGPT、既存ドル建てユーザーは円建てで実質値下げ
ChatGPTの日本向け有料プランで、ドル建て払いの既存ユーザーは契約を一旦終了させて再契約することで、円建て料金に移行可能となった。従来のドル建てはGoが8ドル、Plusが20ドル、Proが200ドル(税別)だったが、円建てではGo1400円、Plus3000円、Pro3万円(税込)に変更。為替レート(1ドル約155円)で計算するとProは約3万4100円相当だったため、特にProプランで約4000円の値下げ効果が生じる。この変更は1月末に新規ユーザー向けに導入されたが、既存ユーザーは自動移行されず不満の声が上がっていた。契約打ち切り後に再加入すれば円建て適用され、ユーザーにとって有利な選択肢となった。
EDITOR'S VIEW
今週の所感
今週は、生成AIが文章だけでなく画像・動画の制作へさらに深く入り込む動きが目立ちました。できることが増えるほど、目的に合う道具を選ぶことと、素材・権利を丁寧に扱うことが大切になります。