公開日 2026年10月2日
「OpenAIが24時間働くAI「dots」を発表」、「GPT-6.1 Solが登場、Astraに迫る性能」をはじめ、今週注目された4つのAIニュースを紹介します。各ニュースの背景と、仕事や暮らしへの影響をわかりやすく整理しました。
WEEKLY AI NEWS PICKUP
週刊AIニュースのピックアップ
01
OpenAIが24時間働くAI「dots」を発表
OpenAIは9月29日(米国時間)、常時稼働のAIエージェント「dots」を発表しました。専用のクラウドコンピュータで、決めた目標に向けて24時間作業し、ChatGPTやSlack、Teamsから指示できます。初期テスターの例では、請求書の出し忘れに気づいて書類を作り、本人の承認後に送信しました。Proは一部地域を除く18歳以上に、Business Premiumは全世界で順次提供されます。提供は段階的なので、対象プランでもすぐに表示されない場合があります。まずは任せる範囲と、人が承認する場面を決めておくと安心です。
02
GPT-6.1 Solが登場、Astraに迫る性能
OpenAIは9月29日(米国時間)、「GPT-6 Sol」の改良版「GPT-6.1 Sol」を発表しました。上位の「GPT-6 Astra」に近い性能を、より低いコストで使えるようにしたモデルです。ChatGPTでは同日から、Plus、Pro、Business、Enterprise、Eduの「ChatGPT Work」と「Codex」で提供が始まりました。通常の「Chat」には、まだ対応していません。月額プランの料金が下がる話ではなく、総合的な最高性能は引き続きAstraです。資料の仕上げなど、日々の仕事で試しやすい選択肢が増えました。
03
Claude Sonnet 5.5公開、無料でも利用可
Anthropicは9月28日(米国時間)、「Claude Sonnet 5.5」を発表しました。Claudeアプリでは無料プランを含む全プランで使えます。同社の発表では、前のSonnet 5より30%以上速く、作業当たりのコストは最大3割減です。料金の単価は据え置きで、必要な処理量が減るためと説明しています。複雑で判断を長く続ける作業は、引き続きOpus 5.5が向くとされます。速さがほしい日常の作業はSonnet 5.5、じっくり考える仕事はOpus 5.5と使い分けるのがよさそうです。
04
Copilot刷新、自律型のAutopilotを追加
Microsoftは9月25日(米国時間)、「Copilot」アプリの刷新を発表しました。チャットと仕事の依頼をまとめた「Home」、文章でアプリを作る「Code」、自律的に動く「Autopilot」の3つが柱で、Officeアプリも組み込みます。中心は企業向けで、提供は先行プログラムから段階的に進みます。日常的な利用は従来の月額ライセンスに含まれ、Autopilotなどのエージェント機能と最先端モデルは、使った分だけ支払う仕組みです。使い始める前に、上限の設定を確認しておくと安心です。
EDITOR'S VIEW
今週の所感
今週のニュースからは、AIが「質問に答える道具」から「仕事の流れを一緒に進める存在」へ変わっていく様子が見えてきます。まずは小さな定型作業から試し、確認するポイントを残して使うのがよさそうです。