公開日 2024年6月2日
「ハンズ、「ChatGPT」をIT業務に適用--PoCで社内問い合わせに高精度の回答も」、「ChatGPT、無料版でもWebブラウジングなど可能に ファイルのアップロードにも対応」をはじめ、今週注目された4つのAIニュースを紹介します。各ニュースの背景と、仕事や暮らしへの影響をわかりやすく整理しました。
WEEKLY HIGHLIGHTS
今週のハイライト
01
ハンズ、「ChatGPT」をIT業務に適用--PoCで社内問い合わせに高精度の回答も
ハンズは、社内IT部門への問い合わせ対応にChatGPTを適用し、概念実証(PoC)で高精度な回答が得られることを確認しました。94店舗を展開するハンズでは、IT部門の問い合わせ対応業務が運用管理業務全体の30%を占めており、その効率化が課題でした。 日鉄ソリューションズが提供する生成AI/ChatGPT活用支援サービスを用い、問い合わせ対応のナレッジベースを作成し、80%の回答精度を達成しました。今後は、ChatGPTが不確かな回答の場合にIT部門と連携するなど、問い合わせ業務の高度化を目指します。
記事を読む02
ChatGPT、無料版でもWebブラウジングなど可能に ファイルのアップロードにも対応
米OpenAIは、ChatGPTの無料ユーザーにもWebブラウジングやファイルアップロードなどの機能を提供すると発表しました。これらの機能は順次リリースされる予定です。 これまで有料ユーザー向けに先行公開されていたこれらの機能に加え、データ分析やカスタマイズされたChatGPT(GPTs)へのアクセスも無料ユーザーに開放されます。ただし、無料ユーザーには利用上限があり、カスタマイズGPTsの作成や画像生成AI「DALL・E」の利用はできません。
記事を読む03
OpenAI、大学向け「ChatGPT Edu」を“手頃な価格で”提供開始
米OpenAIは、大学などの教育機関向けに「ChatGPT Edu」を発表しました。このサービスは「GPT-4o」を利用でき、手頃な価格で提供されます。 ChatGPT Eduでは、大学が独自のデータでトレーニングした「GPT」を構築し、大学内で共有できます。また、データはOpenAIのモデルトレーニングに使用されません。さらに、非営利団体向けの「OpenAI for Nonprofits」も発表され、割引料金で利用可能です。これにより、教育機関や非営利団体がAIを効果的に活用できるようになります。
記事を読む04
知っ得!企業トップのAI活用法。日本マイクロソフト社長のCopilotの使い方がすごく勉強になる
日本マイクロソフトの津坂美樹社長は、生成AI「Microsoft Copilot」を積極的に活用しています。津坂社長は、生成AIを利用するために「AIの筋トレ」が必要だと考え、日々の業務に取り入れています。 彼は、メールの優先順位付けや要約、ミーティングの準備とフォローアップ、スピーチの準備、顧客対応など多岐にわたるタスクでCopilotを活用しています。これにより、効率的な業務運営と最新情報の収集が可能になり、ビジネスパーソンにとって生成AIの活用方法の一例となっています。
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今週の所感
今週のニュースからは、AIが「質問に答える道具」から「仕事の流れを一緒に進める存在」へ変わっていく様子が見えてきます。まずは小さな定型作業から試し、確認するポイントを残して使うのがよさそうです。