公開日 2024年6月10日
「複雑な資料をAIが査読、自分専用のAIが作れる「NotebookLM」が日本で利用可能に」、「ChatGPTがなんでもしてくれる時代に「人間に求められる能力」とは? ヒントは「1+1=2」しか言えないAIにはできないこと(古市憲寿)」をはじめ、今週注目された4つのAIニュースを紹介します。各ニュースの背景と、仕事や暮らしへの影響をわかりやすく整理しました。
WEEKLY HIGHLIGHTS
今週のハイライト
01
複雑な資料をAIが査読、自分専用のAIが作れる「NotebookLM」が日本で利用可能に
Googleは、研究や執筆のアシスタントに最適なAI「NotebookLM」に対し、Google LabsでマルチモーダルAIの「Gemini 1.5 Pro」を搭載するなど機能アップデートを行い、日本を含む200以上の国と地域で提供を開始しました。 NotebookLMは、研究論文や取材記録、参照文献などの複雑な資料をAIが自動的に解釈し、ユーザーの質問や指示に対応して理解や執筆をサポートするツールです。
記事を読む02
ChatGPTがなんでもしてくれる時代に「人間に求められる能力」とは? ヒントは「1+1=2」しか言えないAIにはできないこと(古市憲寿)
古市憲寿氏は、ChatGPTのようなAIが情報の検索や資料のまとめを得意とする一方で、人間にしかできない能力について考察しています。 AIが単純な情報処理を超えて、感情や個人的な体験を通じた洞察、文化や社会への深い理解を持つ内容を提供することは難しいと述べています。
03
みんな感じている「じつはわかりづらい」生成AIの使い道…ビッグテックが爆走中の「使いやすさ向上レース」と沈黙するアップルの「次の手」
記事では、マイクロソフトやGoogleが生成AI技術の使いやすさ向上に向けた競争を繰り広げている様子が紹介されています。 マイクロソフトは「Copilot」を中心に、PCでの生成AI活用を促進し、即応性を重視しています。Googleも「Gemini 1.5 Flash」を導入し、高速応答を重視する姿勢を示しています。
04
ChatGPTの本当の凄さはスマホ版から使う「音声入力」「画像分析」にあるかも?
ChatGPTアプリでは、音声入力と画像分析が可能です。画像アイコンをタップし、写真フォルダから分析したい画像を選んで追加すると、チャット欄に画像が添付され、指示文を入力して送信すると、ChatGPTが画像を分析して回答します。 例えば、外国語の看板を撮影して翻訳を依頼したり、飲食店のメニューを撮影してカロリー制限の注文を提案してもらうことができます。
EDITOR'S VIEW
今週の所感
今週は、生成AIが文章だけでなく画像・動画の制作へさらに深く入り込む動きが目立ちました。できることが増えるほど、目的に合う道具を選ぶことと、素材・権利を丁寧に扱うことが大切になります。