公開日 2024年6月23日
「Anthropicが「Claude 3.5 Sonnet」をリリース ~「Claude 3 Opus」の2倍高速な最新LLM」、「生成AIが「Claude 3.5 Sonnet」で一歩前進も、世界は“大きな飛躍”を待ち望んでいる」をはじめ、今週注目された4つのAIニュースを紹介します。各ニュースの背景と、仕事や暮らしへの影響をわかりやすく整理しました。
WEEKLY HIGHLIGHTS
今週のハイライト
01
Anthropicが「Claude 3.5 Sonnet」をリリース ~「Claude 3 Opus」の2倍高速な最新LLM
米Anthropicは6月21日、「Claude 3 Opus」の2倍の速度で動作する大規模言語モデル(LLM)「Claude 3.5 Sonnet」を発表しました。こ の新モデルはWebサイト「claude.ai」とiOSアプリ「Claude」で無料利用可能で、さらに「Anthropic API」「Amazon Bedrock」「Google Cloud」の「Vertex AI」からもアクセスできます。料金は入力トークン100万個あたり3米ドル、出力トークン100万個あたり15米ドルです。
02
生成AIが「Claude 3.5 Sonnet」で一歩前進も、世界は“大きな飛躍”を待ち望んでいる
Anthropicは最新のAIモデル「Claude 3.5 Sonnet」を発表しましたが、その進歩は段階的なものであり、世界は依然として次の大きな飛躍を待ち望んでいます。 「Claude 3.5 Sonnet」は数学、コーディング、論理問題で優れた性能を示し、言語のニュアンス理解やユーモアのセンスも向上しています。しかし、これらの進歩は数パーセントの向上に過ぎず、AIの飛躍的進化にはまだ時間がかかるとされています。OpenAIやGoogleなども新モデルをリリースしていますが、次の革命的な進展はまだ先のようです。
記事を読む03
生成AIでメモアプリが進化? 自分だけのチャットAIが作れる、Google「NotebookLM」を試してみた
Googleの「NotebookLM」が日本を含む200以上の国と地域で提供開始されました。NotebookLMは、自分で入力したソースのみを使用できる生成AIサービスで、複雑な資料の理解や新しい情報の類似性を見つけるのに役立ちます。 最新のGemini 1.5 Proをベースにしたこのツールは、Googleドキュメント、PDF、テキストファイル、Googleスライド、URLをソースとして利用可能です。しかし、著作権の問題には注意が必要です。記事では、実際にNotebookLMを使用してみた結果が紹介されており、PDF形式でのソース入力が推奨されています。また、NotebookLMは各ソースを解析し、チャットによる質問ができる機能も備えています。
記事を読む04
YouTube、「この動画を見るなら知っておくべきこと」を表示する機能をテストへ
YouTubeは、視聴者に動画の背景情報や関連情報を提供する新機能「メモ機能」をアメリカで試験運用開始しました。 この機能は視聴者が動画の正確な解釈をサポートするもので、例えば動画がパロディであることや、紹介された製品の新モデルの存在を示すメモを追加できます。初期段階では招待制で選ばれた寄稿者がメモを執筆し、その内容はフィードバックをもとに評価されます。この機能の実装により、YouTubeは動画コンテンツの質を向上させ、視聴者の理解を深めることを目指しています。
記事を読むEDITOR'S VIEW
今週の所感
今週は、生成AIが文章だけでなく画像・動画の制作へさらに深く入り込む動きが目立ちました。できることが増えるほど、目的に合う道具を選ぶことと、素材・権利を丁寧に扱うことが大切になります。