公開日 2024年8月25日
「Google、「Prompt Gallery」を「AI Studio」でも提供開始 無料で利用可能」、「「Gmail」にGeminiが下書きを洗練してくれる「Polish」機能が追加」をはじめ、今週注目された4つのAIニュースを紹介します。各ニュースの背景と、仕事や暮らしへの影響をわかりやすく整理しました。
WEEKLY HIGHLIGHTS
今週のハイライト
01
Google、「Prompt Gallery」を「AI Studio」でも提供開始 無料で利用可能
Googleは、生成AIアプリ開発者向けプラットフォーム「AI Studio」に「Prompt Gallery」の提供を開始しました。これにより、ユーザーはさまざまなプロンプト例を試すことができ、特に長いコンテキストやマルチモーダルプロンプト(画像、動画、音声)などをテストできます。AI StudioはGoogleアカウントがあれば無料で利用可能で、開発者にとって大きな利点です。
記事を読む02
「Gmail」にGeminiが下書きを洗練してくれる「Polish」機能が追加
Googleは「Gmail」に、新たに「Polish」機能を追加しました。これは、メールの下書きをGeminiが洗練された文章に仕上げる機能で、従来の「形式化」「詳細化」「短縮」に加えて提供されています。現時点では英語、スペイン語、ポルトガル語でのみ利用可能です。また、モバイル版でもGeminiによる下書きショートカットが追加され、さらに使いやすくなっています。
記事を読む03
グーグルAI、1000ページのPDFを読んで質問に答えられるように 白書レベルなら余裕
グーグルは、生成AI「Gemini」を使用する「Google AI Studio」や「Gemini API」で、アップロード可能なPDFの容量を300ページから1000ページ、または2GBまでに拡大しました。これにより、白書やコンパクトな辞書など、大量のページを含むPDFも処理可能となり、テキストと画像の理解を通じて質問に答えることができます。
記事を読む04
「トロッコ問題で誰を見殺しにするか」の回答はGoogle「Gemini」とマイクロソフト「Copilot」でどれだけ違う?
トロッコ問題において、Google「Gemini」とマイクロソフト「Copilot」の回答は対照的です。Geminiは「1人の家族」と「5人のアーティスト」であってもメリット・デメリットを同等に評価するのに対し、Copilotは「創造性モード」で質問に答えることを拒否し、「厳密モード」では家族とアーティストのどちらを助けるかの判断を五分五分としました。この結果は、AIの倫理的判断がシステムごとに大きく異なることを示しています。
EDITOR'S VIEW
今週の所感
今週のニュースからは、AIが「質問に答える道具」から「仕事の流れを一緒に進める存在」へ変わっていく様子が見えてきます。まずは小さな定型作業から試し、確認するポイントを残して使うのがよさそうです。