公開日 2025年6月14日
「GensparkがMac向けAIブラウザを発表」、「Geminiに日時を指定して仕事を頼む機能」をはじめ、今週注目された4つのAIニュースを紹介します。各ニュースの背景と、仕事や暮らしへの影響をわかりやすく整理しました。
WEEKLY AI NEWS PICKUP
週刊AIニュースのピックアップ
01
GensparkがMac向けAIブラウザを発表
Gensparkの日本公式アカウントが、AIブラウザの提供開始を発表しました。広告のない閲覧環境と、複数の操作を進めるスーパーエージェントを特徴に掲げ、発表時点ではMac版を用意しています。Windows版は今後の公開予定として案内されました。検索結果を読むだけでなく、その先の仕事を同じ道具で進める方向が見える発表です。一方、自動処理できる操作や接続する情報は、実際の利用環境で確かめる必要があります。公式投稿による発表を出典とし、速度などの宣伝表現はサービス側の説明として区別して紹介しています。
02
Geminiに日時を指定して仕事を頼む機能
Googleは生成AI「Gemini」に、あらかじめ設定した日時にタスクを自動実行できる「Scheduled actions」機能を追加した。ユーザーは特定の時間にカレンダー確認やメール要約、アイデア生成などを自動で行わせることが可能となり、Geminiはよりパーソナルなアシスタントとして進化。単発のタスク予約も対応し、タスク管理の手間を軽減する。この機能はGoogle AI Pro/Ultraや対象のWorkspaceプランで利用できる。
03
Meta AIが動画の背景や服装を変更可能に
Metaは新たに「Meta AI」や「Edits」アプリにAI動画編集機能を追加し、ユーザーがショート動画を簡単に加工・編集できるサービスを開始した。12カ国で提供され、50種以上のプリセットプロンプトにより10秒間の動画を無料で編集可能。背景や服装の変更、テーマ設定が行え、完成動画はInstagramに直接投稿可能。今年後半には独自プロンプトでのカスタム編集も可能になる予定で、創作の自由度がさらに高まる見込み。
04
DisneyらがMidjourneyを著作権侵害で提訴
DisneyとUniversalは、画像生成AI「Midjourney」が著作権キャラクターの画像を無断生成しているとして訴訟を起こした。訴状では、『スター・ウォーズ』や『アナ雪』などのキャラ画像が商用的に生成されていると指摘。Midjourneyは暴力・性的表現のフィルタはあるものの、著作権対策が不十分で、警告後も対応しなかったとされる。両社は差し止めと損害賠償を求め、コンテンツ産業全体への影響も懸念している。
EDITOR'S VIEW
今週の所感
今週は、生成AIが文章だけでなく画像・動画の制作へさらに深く入り込む動きが目立ちました。できることが増えるほど、目的に合う道具を選ぶことと、素材・権利を丁寧に扱うことが大切になります。