公開日 2025年6月7日
「グーグルが「Gemini 2.5 Pro」をアップデート、1日のクエリー上限が2倍に」、「「もっと…特別なリラックスがいい?」――Grokの“成人向け”音声チャット、日本でも使えるように」をはじめ、今週注目された4つのAIニュースを紹介します。各ニュースの背景と、仕事や暮らしへの影響をわかりやすく整理しました。
WEEKLY HIGHLIGHTS
今週のハイライト
01
グーグルが「Gemini 2.5 Pro」をアップデート、1日のクエリー上限が2倍に
GoogleはAIモデル「Gemini 2.5 Pro」のアップデートを実施し、有料プラン「AI Pro」契約者向けに1日あたりのプロンプト数上限を従来の50から100に引き上げた。この変更はモデルの性能向上とユーザー需要の増加を受けたものであり、「Deep Think」と呼ばれる高度な推論モードの導入もあわせて発表された。Geminiアプリの月間アクティブユーザー数は4億人を超え、ChatGPTに迫る勢いを見せている。
02
「もっと…特別なリラックスがいい?」――Grokの“成人向け”音声チャット、日本でも使えるように
イーロン・マスク率いるxAIのチャットAI「Grok」が、日本語対応の“成人向け”音声チャット機能を追加。Sexy、Romantic、Argumentativeなど5種類のモードが選べ、会話には性的ニュアンスを含む返答も可能。例として、「リラックスしたい気分」と話しかけると、「もっと…特別なリラックス方法がいい?」と返すことも。英語圏では2月から提供されていたが、現在は無料ユーザーでも利用でき、日本語も対応。ユーザーからは「面白いが日本語が不自然」との声もある。
記事を読む03
Anthropic、「Claude Pro」プランに「Research」「Integrations」機能を追加
Anthropicは、AIチャットボット「Claude Pro」プランに上位プラン限定だった「Research」と「Integrations」の2機能を追加したと発表した。Researchは多くの情報源から信頼性あるレポートを自律生成する機能で、IntegrationsはGoogle Workspaceなど外部アプリと連携してClaudeを活用できる。これにより、月額20ドルのProユーザーでもより高度なAIアシスタンスが可能となり、個別ニーズに応じたカスタマイズ性と実用性が大幅に向上している。
04
OpenAIのコーディングエージェント「Codex」、ChatGPT Plusでも利用可能に ネットアクセスにも対応
OpenAIは、AIコーディングエージェント「Codex」をChatGPT Plusユーザーにも開放し、インターネットアクセス機能も搭載したと発表した。CodexはGitHubと連携し、ユーザーの指示でコードを編集できるツールで、これまでProやTeamプラン限定だった。今回、Plusユーザー向けに一時的に制限を緩和して提供され、必要なライブラリなどをネット経由で自動取得可能となった。ネットアクセス機能は手動で有効化でき、利用可能なドメインやHTTPメソッドの制御も可能。CodexはOpenAIの「o3」モデルをベースにした「codex-1」を用い、クラウド上で並列処理が可能なサンドボックス環境で動作する。
記事を読むEDITOR'S VIEW
今週の所感
今週のニュースからは、AIが「質問に答える道具」から「仕事の流れを一緒に進める存在」へ変わっていく様子が見えてきます。まずは小さな定型作業から試し、確認するポイントを残して使うのがよさそうです。