公開日 2024年9月22日
「ChatGPT「4o」vs「o1 preview」なにが違ってどっちが優秀なのか試してみた」、「Genspark Autopilot Agent:世界初の非同期型AIエージェント登場!」をはじめ、今週注目された4つのAIニュースを紹介します。各ニュースの背景と、仕事や暮らしへの影響をわかりやすく整理しました。
WEEKLY HIGHLIGHTS
今週のハイライト
01
ChatGPT「4o」vs「o1 preview」なにが違ってどっちが優秀なのか試してみた
OpenAI社が新型AI「ChatGPT o1」をリリースしました。「o1-preview」は、人間のように問題を深く考察するようにトレーニングされたモデルであり、従来のChatGPTよりも高度な問題解決能力を持っています。ベンチマークタスクでは「GPT-4o」の13%に対し、「o1-preview」は83%のスコアを獲得。実際の謎々やキャラクターの性格分析などを試すと、「o1-preview」は的確な回答を示し、その思考経路も表示されます。一方、「o1-preview」にはウェブブラウジングや画像・ファイルのアップロード機能がなく、解答制限(週50解答)もあります。そのため、一般的な業務利用では「GPT-4o」の方が優れている面もありますが、AIの進化に期待が寄せられています。
記事を読む02
Genspark Autopilot Agent:世界初の非同期型AIエージェント登場!
Genspark Autopilot Agentは、世界初の非同期型AIエージェントで、人間のアシスタントのように複雑なリサーチやデータ収集を代行してくれます。ユーザーがプロンプトを入力すると、Gensparkはそれをタスクに変換し、多数の権威ある情報源をクロスチェックし、信頼性のある結果を数分で提供します。主な特徴は、ユーザーが他の作業に集中しながらもエージェントがバックグラウンドでタスクを完了する点や、複数のタスクを同時に処理できることです。また、スマートなスクリーンショットの提示やエージェント間の協調も可能で、より正確な結果を提供します。
記事を読む03
ChatGPTの叫び声、けっこう怖い。
ChatGPTに人間の叫び声を再現させる実験が行われ、不気味な音声を聞けると話題になっています。TikTokユーザーや米Gizmodo編集部が試みたところ、ChatGPTは通常は叫び声を再現することを拒否しますが、何度か促すと叫び声を発するようです。最新バージョンのChatGPT「GPT-4o」では、人々がボットと音声で会話することが可能になりましたが、俳優スカーレット・ヨハンソンの声に似た合成音声を提供したことが問題視されました。このようなAIとの音声のやりとりは、高いパフォーマンスを発揮するものの、叫ばせると「不気味の谷」に陥り、恐ろしい雰囲気になることが報告されています。
記事を読む04
AI時代こそ 文学部が必要「chatGPTは平凡な秀才」京大教授が見出す突破口は
AI技術が急速に発展し、2045年には人類の知能を超えると予測されています。京都大学の出口康夫教授は、AI研究が進む中で「頭打ち」を乗り越えるためには、自由な発想が必要だと指摘します。ChatGPTのような生成AIは「平凡な秀才」であり、統計的な平均的な回答しかできないため、その限界を突破する方向性を見出すことが重要です。文学部の人文学研究は、技術者と協力してAIの次なる進化に「斜め上」の発展を示す可能性があります。さらに、AIの台頭で仕事が減る中、「AIでは代替できない価値」を見つけて守ることが、今後の課題となるとされています。
EDITOR'S VIEW
今週の所感
今週のニュースからは、AIが「質問に答える道具」から「仕事の流れを一緒に進める存在」へ変わっていく様子が見えてきます。まずは小さな定型作業から試し、確認するポイントを残して使うのがよさそうです。