公開日 2025年2月9日
「ChatGPTのWeb検索がログイン不要に拡大」、「ChatGPTに調査とレポートを任せる新機能」をはじめ、今週注目された4つのAIニュースを紹介します。各ニュースの背景と、仕事や暮らしへの影響をわかりやすく整理しました。
WEEKLY AI NEWS PICKUP
週刊AIニュースのピックアップ
01
ChatGPTのWeb検索がログイン不要に拡大
OpenAIは2月6日、ChatGPTの検索機能をすべてのユーザーに開放すると発表した。これまで無料ユーザーも利用可能だったが、今後はログインなしでも使えるようになる。公式な理由は明かされていないが、検索市場でのGoogleへの対抗とみられる。ChatGPTの検索機能は、AIがウェブ上の最新情報を収集することで、従来のAIの弱点を補うもの。会話形式で検索できるため、従来のキーワード検索が苦手なユーザーにも適している。ただし、現時点では全ユーザーが利用できるわけではなく、段階的に開放が進んでいる模様。
02
ChatGPTに調査とレポートを任せる新機能
OpenAIは2025年2月3日、「Deep Research」という新機能を発表した。ChatGPTがインターネット上の情報を高速検索し、高精度な回答を生成する機能で、現在は月額200ドル(約3万円)のChatGPT Proプランで利用可能。ユーザーが質問すると、関連情報を探し、論文のような詳細なレポートをわずか数分で作成する。記事では「1時間かかる調べ物が5分で終わる」と驚きを表している。この機能は今後、月額3000円のPlusプランにも提供予定。従来の検索エンジンを利用する必要性が薄れる可能性があり、情報収集の在り方を大きく変えるかもしれない。
出典・参考:公式note掲載時の参照記事(現在リンクを確認できません)
公式noteで掲載内容を確認 →03
DeepSeekアプリが短期間で利用者を拡大
中国のAIスタートアップ「DeepSeek」のアプリが、リリースからわずか20日でDAU(1日あたりのアクティブユーザー数)2000万人を突破した。調査サイト「AI産品榜」によると、リリース5日目にはChatGPTのDAUを上回り、その後も急成長。米調査会社センサータワーのデータでは、DeepSeekのDAUはChatGPTの23%に達し、1日あたりのダウンロード数は500万回に迫っている。中国発のAIアプリが世界市場で存在感を高めている。
04
AIのSNS調査を検証、プライバシーが課題
ChatGPTの「deep research」機能を使ってSNSの裏アカウントを特定できるか検証したところ、プライバシー保護の観点から拒否され、特定は困難であることが判明した。ただし、本名を使用しているアカウントは検索可能で、許可を得たうえで実名のThreadsアカウントを発見することはできた。記事では「ネットストーカーとしては不向き」と評価しつつも、ネット上での公開情報をまとめる能力は高いと指摘。SNSの利用には慎重な情報管理が必要だと結論づけている。
EDITOR'S VIEW
今週の所感
主要なAIサービスの更新が続き、機能の多さだけでは選びにくい時代になっています。新しさを追うだけでなく、自分の目的、料金、使いやすさを基準に、必要なものを少しずつ試すことが大切です。