公開日 2025年3月29日
「生成AIのおかげで「メタバース」が復活する? その理由とは」、「ChatGPTで「ジブリ風」イラスト作って問題ないの?福井健策弁護士が「著作権のポイント」解説」をはじめ、今週注目された4つのAIニュースを紹介します。各ニュースの背景と、仕事や暮らしへの影響をわかりやすく整理しました。
WEEKLY HIGHLIGHTS
今週のハイライト
01
生成AIのおかげで「メタバース」が復活する? その理由とは
ChatGPTの登場以降、話題の中心がAIに移ったことで「メタバース」は一時的に注目を失ったが、生成AIの進化がその再興を後押ししている。AIはXR(拡張現実・仮想現実)技術と連携し、リアルタイムな動きや現象の処理を可能にし、仮想空間のリアリティと利便性を向上させる。HMD不要のXRシステムやデジタルツインの導入も進み、生成AIがメタバースの実用性と商用化に新たな道を拓いている。
02
ChatGPTで「ジブリ風」イラスト作って問題ないの?福井健策弁護士が「著作権のポイント」解説
ChatGPTの画像生成機能により、スタジオジブリ風など「◯◯風」画像の投稿がSNSで流行する中、著作権侵害の懸念も浮上している。福井健策弁護士は、単なる作風の模倣(アイデア)は著作権侵害に当たらないが、具体的な表現の類似は侵害になると解説。また、生成AIが既存作品を無断学習し、同一スタイルの作品を大量生産することで著作者の権利が脅かされる問題も指摘。ユーザーには、AIサービス選定やプロンプト管理、生成物の確認など慎重な対応が求められる。
記事を読む03
「Google ドライブ」にGeminiを簡単に利用できるボタンが追加
Googleは、GoogleドライブにAIアシスタント「Gemini」を簡単に活用できる「nudges機能」を追加した。ホームやフォルダー上部に表示されるボタンをクリックするだけで、ドキュメントの要約やGeminiの活用方法にアクセス可能。対象はBusiness StandardやEnterpriseなどのGoogle Workspaceユーザー、Geminiアドオンユーザーなど。即時リリースは3月24日から開始され、順次展開中。
記事を読む04
OpenAI、ChatGPTにGPT-4oベースの画像生成機能 セレブの画像も生成可能
OpenAIはGPT-4oを活用した新たな画像生成機能をChatGPTに統合し、無料ユーザーを含む全プランに展開開始。従来のDALL・Eよりリアルで文脈に即した画像生成が可能となり、プロンプト内のテキストも正確に反映できる。安全対策として、生成前・中・後でのフィルタリングを徹底し、著名人や未成年、暴力・性的表現に関する制限も実施。全生成画像にはC2PAメタデータが付与され、安全性と創造性の両立を図っている。
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今週の所感
今週は、生成AIが文章だけでなく画像・動画の制作へさらに深く入り込む動きが目立ちました。できることが増えるほど、目的に合う道具を選ぶことと、素材・権利を丁寧に扱うことが大切になります。